友岡和彦がプロデュースする、スポーツ選手、コーチ、トレーナー、トレーナーを目指す人のための情報コミュニティサイト

produced by 友岡和彦
SportsTrainers.jp お問合せはこちら
ABOUTSEMINARVOICESPROGRAMSBLOG
PROGRAMS
カテゴリー
土台となる筋力・パワーの強化

「リサーチレビュー:Effect of Forward Trunk Inclination on Joint Power Output in Vertical Jumping」

このリサーチでは、パワーの指標とされる垂直跳びを行う際に、上体を前に倒してから跳ぶのと(通常の垂直跳び)と上体をできるだけ、直立に保ちながら跳ぶことでパワーの出力にどのように影響してくるかを調べたものです。

Jos Varenterghem, Research Institute for Sport and Exercise Sciences, Liverpool John Moores University, Liverpool, United Kingdom
Adrian Lees, Research Institute for Sport and Exercise Sciences, Liverpool John Moores University, Liverpool, United Kingdom
Dirk De Clercq, Faculty of Medicine and Health Sciences, Department of Mevement and Sports, Ghent University, Ghent, Belgium


測定対象者 20人のスポーツ経験のある男性
年齢 19.9歳 ±3.9歳
身長 180.0cm ±6.5cm
体重 75.4kg ±13.3kg


調査方法
最初に、手は腰に当てたままで、通常通り跳ぶ前に、腰を軽く屈めて垂直とびを行う。これを3回繰り返す。その後に、上体を前に傾けずに、上体をできるだけ直立に保ちながら、垂直跳びを行う。最初と同じように3回行う。そして、これらの垂直跳びを行った際の、ジャンプの高さ、股関節、膝、足首に角度、そしてそれぞれの3関節のトルクとパワーを計測する。

調査結果
上体を直立に保ちながら行った垂直とびの高さは、通常の跳び方(上体を前傾)よりも10%ほど低かった。上体を垂直に保った垂直跳びでの股関節のパワーは、通常の跳び方と比べ、37%低いのに対し、膝関節でのパワーは、13%上回った。この結果が示すように、垂直跳びテストによって、必ずしもそれが膝関節のパワー(大腿筋)のテストに結びつくとは限らない。

(また、このことから、必ずしも膝の1つの関節だけを用いたパワートレーニング(レッグエクステンション)が、下半身のパワー強化に結びつくとは限らないといえると思います。-友岡和彦)

<< トレーニングプログラム一覧へ


copyright(C)2008 SportsTrainers.jp All Rights Reserved.
DNSDOMEcorporation